こんにちは。トレッペの青ひよこです。
冬期講習の共通課題で作文が出題されましたね。
これに限らず、要所要所で現れ学生を悩ませる作文ですが、実はコツがつかめてしまえばどんなテーマでもスラスラかけてしまいます(物語になると何故か何十ページも書けるようになる人もいますが…)。
青ビヨコの授業で作文を取り扱ったことのある人は「またこの話かよ」となってしまうかもしれませんが、今回はその作文を書くコツについてお話ししていこうと思います。
まず一つ目は「着地点を先に決めよう」です。
作文の問題になると一行目が書けずにペンが止まっている人をたくさん見ます。
特にテーマが決められている作文では、テーマに沿った経験や本文の内容に沿ったことを書こうとしてより作文が書き進められません。
そういう時に考えることが着地点、つまり「結論をどうするか」ということです。
例えば環境問題の作文なら「リサイクルをしよう」とか「電気を節約しよう」といった最後に示す自分の意見を先に考えるようにしましょう。
ゴールが決まってしまえば、そこに流れがつながるような経験を探せばよいですし、作文の方針が定まってきます。
まずは「着地点を決める」ようにしましょう。
二つ目は「経験が思いつかなければ思い切って嘘をつこう」です。
皆さんは偉いので「自分の経験や見分を挙げなさい」と問題に指定されると、一生懸命自分のこれまでの人生を思い出してくれます。
しかしそうそう都合の良い経験なんてありませんし、作文を書く機会など無限にあるのでネタ切れになってしまいます。
しかし作文の採点者はあなたの人生全てを知っている訳ではないので、作文に書かれている経験が本当にあったことなのかどうか分かりません。
なので一つ目のコツにあげた「着地点」に自然とつながるような経験を勝手に作ってしまえばよいのです。
ここでポイントなのは、100%嘘にしてしまうとぼろが出やすいので50%から60%くらいは本当のことを混ぜておくことです。
例えば「海外に行って翻訳アプリで過ごしていたから何も困らなかったけど(ここは本当のこと)、英語ができなくて困った(ここは嘘)ことにして英語を勉強することは重要だ、という結論にする」等ですね。
三つめは「最初と最後に自分の意見を言う」です。
これは出来ている人も多いと思いますが、先ず第1段落で「私は○○だと考えます」と結論を先に示しておきましょう。
そして経験や理由などを途中の段落で展開し、最後の段落でもう一度「なので(だから)私は○○だと考えています」と最初に示した事と全く同じことを繰り返します。
こうすることで作文としての話の流れが綺麗になるだけでなく、説得力のある文になります。
最後は応用編となるテクニックなので作文のコツとは少し違うのですが、「反対意見を挙げる」です。
このパートを入れると作文が長くなってしまうので、テストなどで出題される200~300字くらいの作文では使えませんが、文字数制限の大きい作文ではこのテクニックを使うことでより説得力のある文になります。
一つ目のコツで挙げた自分の結論・言いたいことに対しての反対意見をあえて自分から挙げて、それに反論することでより自分の意見の正当性を示すという手法です。
例えば、「英語を勉強する必要があるか」というテーマに対して「勉強するべき」という結論に決めたとします。
この時途中の段落で「確かに、海外に行くことがなければ日本語以外必要ないという人もいると思います。しかし今は海外から日本に来ている方もいますし、世界で日本語が話せる人口の割合よりも英語が話せる人の割合が多いことからも、多くの人とコミュニケーションをとるうえで英語を学んでおく必要はあると思います」というように反対意見を自ら挙げた後に反論することで自分の意見をより強く主張することができます。
このようなコツを抑えることで作文の難易度は大きく変わると思います。
ぜひ冬期講習の作文課題では、これらのコツを抑えつつさっそく作文を書いて練習してみましょう!
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