「逃げるな」
今回はごく少数の生徒さんに向けて書いています。
学習塾をやっていると、最初は成績上位者だったのに、あるときを境にとんでもなく急降下してしまう生徒さんに出会うことがあります。
急降下した生徒さんはこう言います。
「落ちるところまで落ちてしまった」
「底の底まで来てしまった」
そしてこれまで好成績だった分、もの凄く落ち込んでしまいます。
ただね、君は甘い。
まだ、君は落ちるところまで落ちていません。
ぼくは25年間学習塾の教室長をやらせてもらっていますが、成績上位者が急降下するとだいたいの場合、次回はもっと激しく落ちています。
ここは底の底ではないんです。
冥界の下に奈落があるように、底へ続く穴はまだまだ続いています。
君が今回急降下した理由は一つ。
「圧倒的に努力が足らなかった」
これに尽きます。
これまでの定期テストは、元々の地頭の良さで何とかなっていたのでしょう。
ただ学年が上がり覚える内容が増えると、地頭だけではどうしようもなくなってきます。
地頭 ＋ 努力
努力が必要になります。
君がこれから浮上するには「努力」の習慣を身につける必要があります。
今まで才能で何とかなってきた分、これからコツコツ努力することを身につけるのはとんでもなくしんどいです。
ですから多くの先輩たちは、一度落ち始めると歯止めが効かず急降下していきました。
さあ、君はどうする？
以上、『逃げるな！』のブログでした。
……すみません、最近の塾長内海はYouTube整備にかかりっきりでだいぶブログをサボっていました。
※ぼくがサボっている間は講師のみんなが書いてくれていました！めちゃいいブログなのでぜひ読んでください！
しばらくお休みするつもりでしたが、今回の中間テストを受けて書かざるをえませんでした。
マジで逃げるな、立ち上がれ！
成績で困っているうちはまだいいんだけど、このまま進むとどうなると思う？
まず自分の能力を疑い始めることになる。
「自分はもともとダメなやつだったんじゃないか……」
そう考えるようになってしまう。
自己防衛本能で周りのせいにし始める。
「おれがこうなったのは親のせい」
こんな風にいっているやつを何人も見てきた。
そして、逃げ癖がついてしまう。
大人になってから、「仕事」「家庭」しんどい方から容易に逃げてしまう人間になってしまう。
これは全部ぼくが26年間で見てきた話。
君に送る言葉は一つだけだ。
「逃げるな！」
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