「テスト結果について、どれくらいまでなら怒っていいですか?」
という質問をいただくことがあります。
そんなときにぼくはこう答えています。
「パーセントでいうと、1パーセントくらいですね」
「基本的には怒る必要はありません」
(どういうときに怒るべきか。1パーセント分については後ほど解説します)
テストは、今の自分が”わかっている”ところと”わかっていない”ところを知るためのものです。
とくに定期テストは、歯科検診や健康診断に似ています。
たとえば歯科検診で虫歯があったら――
歯医者さんにいって治療しますよね。
「なんで虫歯があるの!」
と怒ったりしませんよね。
テストも同じで、点数が悪かったら――
見直しをして次回にそなえるのが正解です。
「なんで点数が悪いの!」
と怒っても仕方ありません。
虫歯もテストの点数も、その日に急に悪くなったのではなく、原因はそれまでの生活習慣・学習習慣にあるからです。
テストの点数が悪かったときは、怒らずに、お子さんと一緒に見直しをしてもらえるとうれしいです。
ちなみに冒頭で述べた”怒っていい1パーセント分”は、
親のメンタルケアが必要なときです。
1パーセントは親のためです。
怒らないとストレスでどうにかなりそうなときは、怒るしかありません。
ただし、「怒るのは自分のため、子どものためではない」と理解して怒ってください。
深夜3時にカップラーメンを食べるくらいの覚悟が必要です。
「そんなこといわれても、もうがっつり怒っちゃたよ。。」
という皆さん、大丈夫です!
人間は間違える生き物です。
今回、怒りすぎちゃったなと思われた方は、ぜひ次のテストに活かしてください。
親が怒ると、子どもはテストを”ゴール”と考えるようになります。
怒られないように、スマホを取り上げられないように、YouTubeを禁止されないように、
が目的になってしまいます。
そして、テストが終わるたびにせっかく覚えた知識を綺麗に忘れていきます。
知識を定着させるためには、テストを”スタート”と考えてください!
今の自分の”わかっている”ところと”わかっていない”ところを理解して、ぜひ次回に活かしてくださいね。
以上、
テスト結果について、どれくらいまでなら怒っていいですか?【中学一年生初めての定期テスト⑥】【最終回】
のブログでした。
ちなみにトレッペは、全生徒さんに宿題は「定期テスト、問題・答案を持ってきてもらうように」指示しています。
生徒さんに合った見直しを一緒にするためです。
また、トレッペはテスト前の提出物に力を入れています。
一学期期末テストは、宿題の現物を持ってきてもらい、ご家庭に進捗を報告しました。
もちろんぼくたちは怒ったりはしませんし、ご家庭にもどんな状況でも怒らないでくださいとお願いします。
提出物が楽勝になったら、テストも、中学生活も楽勝になるぜ!
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見直しは学校でしたから大丈夫ってほんとですか?【中学一年生の定期テスト④】
提出物を一週間前に終わらせなくちゃならない理由【中学1年生初めての定期テスト③】
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