「たとえばあなたが、カーボベルデを旅することになったらどうしますか」
ここでいうカーボベルデでは”あなたが知らない国”くらいの意味だと思ってください。
カーボベルデに詳しい方は、ニウエでもエスワティニでもアンティグア・バーブーダでも構いません。
ありえない設定ですけど、
”明日から一週間、会社命令であなた一人でカーボベルデ旅行することになった”
とでもしましょうか。
さあ、あなたはどうしますか。
「自分の旅行だから自分で決めなさい!」
と上司にいわれたら結構困りませんか?
何がおいしい国なのか、どういった観光名所があるのか。
どんな気候なのか。服装はどんなものがいいのか。そもそも何語を話しているのか。
ぼくなら、どこから手を付けたらいいかわからず、立ち尽くしてしまうと思います。
一方で、
「このスケジュール通り動きなさい!」
と上司に行動を管理されたらどうしますか?
何のためにやるのかわからない行動があっても、「君の将来のためだ!」なんていわれてしまいます。
スケジュールを決めている上司の言っていることが正しいかどうかわかりませんし、そもそもその上司のことが嫌いだったなら最悪です(笑)。
子どもたちの日々の生活は、大人のカーボベルデ旅行のようなものです。
受験、検定、生徒会、部活動、修学旅行。
大人には耳慣れた言葉でも、子どもにとっては初めての連続です。
初めての経験を前にした子どもたちに、声をかけるととき
「とりあえずカーボベルデ行け!あとは自由!」、
「カーボベルデ着いたら親のいう通り動け!」
どちらを選んでも、反発が生まれること必至です。
放任も干渉もうまくいかないときはどうしたらいいのか。
ここでトレッペオススメの第三の道を紹介します。
今回のカーボベルデ旅行のようなケースでは、「上司が選択肢を用意して、部下が決める」という方法がオススメです。
全部任せるのではなく、
「カーボベルデにはこんな観光地があるよ。とりあえずいくつかリストアップしたよ」
全部決めるのではなく、
「カーボベルデにはこんな食べ物があるよ。甘いもの、辛いもの、肉、魚でカテゴリー分けしたから参考にして」
「選択肢はこっちで挙げるから、決めるのはそっちでよろしくね!」という方法です。
ちなみにこの方法は、受験校選びにも有効です。
子どもに全部任せるでのはなく、親が全部決めるのではなく、「親が選択肢を用意して、子どもが決める」という方法をとればよい話し合いができます。
トレッペでは、放任を「階段の一段目」、干渉を「階段の二段目」と呼んでいて、
放任でも干渉でもない第三の道のことを「階段の三段目」と呼んでいます。
ぼくは子育ての醍醐味は、「階段の三段目」を見つけることだと思っています。
今回の「親が選択肢を用意して、子どもが決める」方法の他にも、いろんな方法があります。
放任か干渉かで迷ったら、ぜひ「階段の三段目」を探してみてください。
以上、『たとえばここがカーボベルデなら!(三段目の話・後編)』のブログでした。
【おまけ】
今回の「階段の三段目」は、日々の生活で小さな選択になれておくとうまくいきます。
たとえば「おやつどっち食べたい?」や「醤油ラーメンと豚骨ラーメンどっちがいい?」などの小さな選択の繰り返しが、いつの日かやってくる大きな選択に立ち向かう強さを育てることになります。
親も子も、こんなこと聞いてもいいのかな、が気軽に聞ける場所トレッペ!
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