「……子どもの進路、本当にこれでよかったのかな？」
と悩んだことはありませんか。
教室長をさせていただいて22年になりますが、
これまで何度もこのようなご相談をいただくことがありました。
――たとえば中学受験
(※プライバシー配慮のため若干の修正を加えております)
「中学受験をしなかったことを後悔している」
というご相談をいただいたことがあります。
【Ａさんの場合】
子どもが嫌がって、中学受験を諦めてしまいました。
やっぱりというか予想通りというか、公立中学校に入って友だちと遊んでばかりで、まったく勉強しない子になってしまいました。
あのとき、無理にでも中学受験をさせた方がよかったのでしょうか。
ですが逆に、「中学受験をしたことを後悔している」
という方もいらっしゃいました。
【Ｂさんの場合】
私が無理に中学受験をさせてから、親子関係がずっとギクシャクしています。
受験にも失敗してしまって、あれから勉強以外のちょっとした挑戦でも怖がる子になってしまいました。
あのとき、中学受験をさせない方がよかったのでしょうか。
さらには、「私立中学に合格したことを後悔している」
というご相談もありました。
【Ｃさんの場合】
私立中に行かせたのは失敗だったかもしれません。
小学生のときは勉強できる方だと思ってたんですけど、中学校に入ったらずっと下の順番で、すっかり自信をなくしてしまいました。
あのとき、公立中学に進学させた方がよかったのでしょうか。
「もしかしたら間違えた進路を選んでしまったのかも…」
と思うと不安になりますよね。
自分のことならまだしも、それが子どものこととなると尚更です。
でも、保護者のみなさんには
「この道を選んでよかった！」
と言い切ってもらえるとうれしいです。
理由は、親が揺れると子どもも不安になるからです。
ぶっちゃけ、どの道を選んでも成功も失敗もあります。
時間を戻して「正解かな」と思える道を選べたとしても、その先でまた別の壁にぶつかってしまうかもしれません。
だから、今はしんどくても
”今歩いている道の先に正解がある”
と信じて進みましょう！
よろしくお願いいたします。
以上、
『子どもの進路、本当にこれでよかったのかな？』
のブログでした。
「この道の先に正解はある！」といっても
それは”一度決めたことはずっとやり通さないといけない”というわけではありません。
これから先、別の道を選んだり、来た道を引き返したりすることもあると思います。
でも、あなたが(あなたのお子さんが)今、この道を選んだことは無駄にはならないはずです。
これから先、どんな道を歩んでいくにしても、
「今立っているこの場所が、正解への道に続いている」
と思ってもらえるとうれしいです。
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