「外面のいい子にはどう接すればいいのでしょうか?」
その答えは――
「ほうっておきましょう!」
これが正解です。
外面のいい子は、
外面がいいままにしておきましょう。
今回は、そんな話です。
「うちの子、外面ばかりよくって~」
なんて話をされるお母さん、
結構いらっしゃると思います。
でも本気で、
「……外面よくて困る。どうしよう」
と悩まれることってそんなにないですよね。
どちらかというと、世間話に近いもの。
自分の子どもが外で褒められたときとかに使う
謙遜の言葉だと思います。
でも、子どもたちの受け止め方は
ちょっと違うようです。
21年間、小中学生と面談してきて、
「親に”外面がいい”といわれることに悩んでいる」
という相談を何件も受けてきました。
「外面がいい」
親は軽口でいっていても、
子どもは本気で悩んでいる場合があります。
何なんでしょう?
外面って。
かつて、こんな話をしてくれた子がいます。
「親のいう通り、実際ぼく外面いいと思いますよ」
「でも、なんで外面いいと思います?」
「家では理不尽に親にキレられるから、親にはやり返しているだけ」
「そんなの外でまでやったら人間関係がめちゃくちゃになっちゃうじゃないですか」
あるいはこんなことをいっている子もいました。
「せめて外では行儀よくしてるんですよ」
「家の恥を外にさらしたくないから」
総じて、外面をよくしているのは、
”自分のため”というより、
”家のため”と考えている子が多いようです。
だから親の”外面がいい”という発言に対して、
傷つき、悩み、最終的には、
「やはり、親は何もわかっていない」
と考えてしまうのです。
もちろん、子どもの考えが絶対的に正しいとは限りません。
(同じように大人が正しいとも限りません)
それでもやっぱり、「外面がいい」といわれることで
嫌がる子がいるんだな、
傷つく子がいるんだな、
ということは考慮に入れるべきです。
さて、ここで話を表題に戻します。
「外面のいい子にはどう接すればいいのでしょうか?」
その答えは――
「ほうっておきましょう!」
「外面がいいままにしておきましょう!」
あるいは、こんな風に言ってしまっていいかもしれません。
「外面がいいというのは謙譲表現だよ!」
「外で君のことを褒められてうれしかったんだよ!」
「外面よくいてくれてありがとう! 大好き」
親子でも気持ちは言わないと伝わりません。
世界中の外面のいい子どもたちへ。
外面がいい子でいてくれてありがとう!
ぼくは、あなたが大好きです!
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