4月に入ったので新たな単元の授業も始まり
忙しくなってきたと思います。
数学では新たな公式が次々と出てきて
必死に覚えているころだと思います。
ここで考えてほしいことが1つあります。
それが式の意味についてです。
式が何を示しているのかがわかれば、
今までの何倍も数学が簡単かつ
面白くなること請け合いですよ！
とはいえ逐一出てきた数式を
「これはきっとこういう意味に違いない」
「この数式はこう読み取ることができる」
なんてやっているとキリがありません。
そういう細かい部分は
数学者に任せておきましょう。
ですが用いる頻度が高い公式くらいは
その意味を考えることをおススメします。
たとえば中学2年生に上がった皆さんにとっては
記憶に新しいであろう方程式であれば
「＝」を挟んで右側と左側
（数学ではこれを右辺、左辺と言います。）
が同じ値ですよ、
という意味を示していることになります。
右辺と左辺は同じ値を持つのだから、
右辺左辺両方に同じ値を足したり引いたり
掛けたり割ったりしても
「式の表したい意味
（この場合は右辺と左辺が同じ値ですよ、ということ）」
は変わらないことがわかります。
これが方程式で移項が許されている
理由になるのですが、
あまりこのことは学校の授業では触れられていません。
このように式の意味を理解することは
ただ計算するだけの段階から、
応用問題に挑戦できる段階への
手助けになります。
それだけでなく
単純な暗記より確実に記憶に残りますし、
万が一テスト等で公式を忘れてしまっても
「方程式は右辺と左辺が同じ値だと示してるんだよな…」
と公式を作ることが出来るようになります。
皆さんが良く苦戦している文章題も
式の意味を考えるとかなり楽になると思います。
ぜひこの春に考えてみるとよいでしょう。
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