『継続は力なり』という言葉があります。
たいへんいい言葉で、ぼくも好きです。
ただ、その『継続』が、成績アップに必要かと聞かれるとぼくは、
「そうでもないよ」と答えています。
なかなか成績が上がらない生徒さんは、『継続』という言葉にコンプレックスを抱いている子が多いです。
「一日1ページ漢検の勉強をしようと決めたのに守れなかった」
「毎日1時間勉強する予定だったのに、もう破ってしまった」
「11時に寝るって決めたのに、また12時過ぎてる」
今日は1月5日ですけど、元旦に決めた目標をもう破ってしまった人はいませんか?
『継続』が途切れてしまうと、自己嫌悪に陥ります。
「ああ、ダメだ。何でみんなふつうにできていることを、ぼくはできないんだろう。だからぼくは勉強ができないんだ」みたいな。
ここでちょっと立ち止まってみましょう。
――本当にみんなふつうにできているんでしょうか。
ぼくら講師の感覚からすると、
『みんなふつうにできていません笑』
まだ、新年になって5日しか経っていませんが、おそらく最初の計画通りがんばれている人は半分もいないでしょう。
成績は関係ありません。
なかなか点数をとれなくて困っている子、クラスで一番のめっちゃできる子も等しくできていません。
ですからまず、『継続』できないことに関するコンプレックスは捨ててしまっていいと思います。
何せ、ほとんどの人ができてないんですから。
では、いったいどこで差がついているのでしょうか?
答えは、『継続』の後にあります。
「継続が途切れる」
それはもう、仕方ないと思います。
ただ結果を出している子たちは、この後がスゴイ。
一回継続が途切れて後に、しばらく置いてまたやり始めるんですね。
生徒さんの日記を見せてもらえば、だいたい成績の見当がつきます。
真面目に何日も連続で書いて、ある日を境にぱったりと書かなくなってしまっている子は、勉強を苦手としている子が多いです。
逆に、どこかで途切れても、数日置いて平気でスタートしている子は、勉強を得意としている子が多いです。
はい、ここまで書いたらもうやることはわかりますよね。
『途切れてしまった計画を復活させましょう!』
計画通りにいかないのは平気!
むしろ当たり前です。
大事なのは、そこからもう一度立ち上がれるかどうか!
もし、このブログを保護者さんが読んでくださっていたら、一つお願いがあります。
子どもさんが、最初に決めた計画を守れなくても、どうか怒らないであげてください。
その代わり、途切れてしまった計画を復活させることができたら、思いっきりほめてあげてください。
あ。
一つといいながら、二つお願いしてしまいましたね(^_^;)
というわけで、内海もまったく守れていないダイエットに再度チャレンジします。
階段式個別指導教室 トレッペ
教室長 内海 哲平
TEL:042-400-7573
お問い合わせメール☆http://www.treppe-tama.com/お問い合わせ/
Facebookもやっています☆https://www.facebook.com/treppe.tama
コメントをお書きください