「てっぺいちゃん、ちょっと勉強教えてもらってもいい?」
「え、あ、うん。まあ、ぼくがわかることだったら」
中学生のときに、クラスでいちばんかわいい女子(中学生男子は合宿のときなどにこういう順位を決めたがります。ああ、恥ずかしい笑)に勉強を教えてといわれました。
「ここなんだけどさ♪」
……まずい。
……電池やんけ。
彼女が開いていた教科書は、理科の一分野下。
『電池』の分野でした。
ぼくはちょうどこの範囲が苦手でした。
苦手というか、曖昧な部分がありました。
二種類の金属板のうち、どちらが+極でどちらが-極かをうまく説明できなかったのです。
☆☆☆☆☆☆
ちなみに電池のポイントは、以下の三点です。
①電解質の水溶液をつかう
②二種類の金属板をつかう
③-極の金属がとけて、+極から水素が発生する
中3のぼくがこの範囲を説明できなかったのは、『イオン化傾向』の知識が抜けていたからですね。
いまの時期の中3生は習っているはずですから、この機会に復習してみよう♪
☆☆☆☆☆☆
「ごめ~ん。ぼく、ここ苦手なんだ」
「そっかー。じゃあ、しょうがないね」
そこに割って入ってきたのが、クラスのちょっと不良っぽい子でした。
「なんだよ、内海。そんなのもわかんねえのかよ! 電池つうのは、出てる方がマイナスで、引っこんでる方がプラスなんだよっ!」
そこ\(◎o◎)/っ!?
しかも間違ってるよ\(◎o◎)/っ!?
ぼくは彼の発言にびっくりしました。
しかし、それ以上にびっくりしたのは、質問をしてきた女子の反応でした。
「すっご~い! 超あたまいい~!」
\(◎o◎)/!
ぼくがトレッペでやりたいことは、勉強に不安を感じている人たちの不安を解消することです。
こういう話をすると――
「へえ、勉強できない子用の塾やるんだぁ」
といわれますが、それは違います。
不安に偏差値はありません。
『不安を感じている = 勉強ができない』では、ありません。
すごく勉強ができて実際に点数もとっているのに絶えず不安の中にいる子もいれば、その逆に点数がとれないのにまったく不安を感じない子もいます。
勉強に不安を感じている子は、実力より自分の価値を低く見がちです。
隙があればすぐに、下に降りる階段を探しはじめます。
たとえばこの時期に、テストの点数が下がったら不安ですよね。
だけど、このタイミングで点数が下がるのはとてもラッキーなことなんです。
・本番の入試じゃなくてラッキー♪
・直前に、復習するだけで点数を上げられる分野が見つかってラッキー♪
そのテストの中には、宝の山が眠っています。
ほかの勉強、すべて後回しにしてもかまわないので、このテストの見直しをしましょう。
ぼくの仕事は、気がつけば下に降りる階段を探してしまう子たちに、上に行ける階段の場所を伝えることです。
あなたがもっと幸せに、もっと勉強を好きになってくれますように……。
階段式個別指導教室トレッペ
内海 哲平
余談ですが。
点数がとれないのに不安を感じない場合は、どうしたらいいでしょう。
まず、不安を感じない心の強さは長所だということを認識してください。
そう、とってもいいことなんですよ。
じゃあ、それからどうするかというと……。
量ですっ!
物量作戦ですっ!
多少のことではへこたれないあなたに足りないのは、勉強量です。
そして多分ですが。
不安を感じないあなたは、必要性にせまられていないので自発的にやってくれないかもしれません。
家族に宣言しましょう!
「毎日○時から○時は勉強の時間です!」
「この問題集を、一日○ページやり、○日で終わらせます!」
「○○○点とりますっ!」
「○○学校に合格しますっ!」
もちろんトレッペにきてもらえれば、全力で協力しますよっ!
階段式個別指導教室 トレッペ
教室長 内海 哲平
TEL:042-400-7573
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