2024/06/03
ぼくは25年間ずっと、百日紅(さるすべり)の木だと思っていました。あの木を百日紅と勘違いしたのは、ぼくが多摩市に引っ越してきた1999年のある出来事にさかのぼります。1999年のあの日、ぼくは初めて多摩市一ノ宮公園を訪れました。あの頃の多摩市には、ブリリアどころか連光寺のパシーナさえもありませんでした。一ノ宮公園は、台風や大雨で遊具などが流されてしまい何もない更地のようになっていますが、当時はすべり台や砂場があって公衆トイレもありました。夏には、調布や立川に匹敵する大花火大会があったのもよい思い出です。最近になってようやく「せいせきカワマチ」で再開発が進んできましたね。初めて訪れた一ノ宮公園で、…